こんにちは。ずまずまです。
今回は、2021年に「NHKマイルカップ(G1)」を制した「シュネルマイスター」についてまとめていきます。
レベルの高い同世代の中でも、一際目立つ活躍を見せるシュネルマイスター。果たして、今後どのようなローテを歩むでしょうか。
ずまずまが提供する「次走報」では、情報を「正確」、且つ「的確」に、「分かりやすく」お届けしていますので、是非ご覧ください。
以下が目次です↓↓
シュネルマイスター次走情報

シュネルマイスターの次走は現在、「2022年6月5日」に「東京競馬場1600m」で行われる「安田記念(G1)」に出走を予定しています。
前走、年明け初戦。ドバイで行われた「ドバイシーマクラシック(G1)」では、海外の強豪、日本からも”パンサラッサ”が参戦した中、1番人気にしじされたものの、8着。G12勝目とはなりませんでした。
レース後騎手コメント↓↓(手塚貴久調教師)
状態は良かったですし、直線もスムーズに外に出せたので正直なところまだ敗因がつかめていません。道中で揉まれたのが影響したのかもしれません。人気に応えられなくて申し訳ありません。また馬を作り直して頑張ります
netkeiba ドバイターフレース後コメント https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=201390
プロフィールと馬名の意味について

プロフィール
プロフィール | ||
---|---|---|
父 | Kingman | |
母(母父) | セリエンホルデ(Soldier Hollow) | |
馬主 | サンデーレーシング | |
調教師 | 手塚貴久(美浦) | |
生産者 | Northern Farm | |
中央獲得賞金 | 2億4971万円 | |
主な勝ち鞍 | 21年NHKマイルC(G1) | |
生年月日 | 2018年3月23日 | |
馬名の意味 | スピードの名人 | |
受賞歴 |
◆クラブ法人「サンデーレーシング」の持ち馬なため、一口125万円の40口で募集されました。
馬名の意味
◆馬名の意味としては、ドイツ語で「スピード名人、達人」を意味する「シュネルマイスター」と言う言葉が由来されています。
血統表

血統表 | ||
---|---|---|
Green Desert | ||
Kingman | invincible Sprint | Rafha |
Zenda | Zamindar | |
Hope | ||
In the Wings | ||
セリエンホルデ | Soldier Hollow | Island Race |
Saldenehre | Highest Honor | |
Salade |
生じている主なクロス
kris | 9.38% | 4×5 |
Northen dancer | 6.25% | 5×5 |
近走プレイバック

2021年 NHKマイルC(G1)(東京競馬場1600m良)
前走「弥生賞ディープ記念(G2)」で2着後、調整を経て参戦したレース。
人気では、前年の2歳王者の”グレナディアガーズ”、前哨戦を圧勝した”バスラットレオン”などが居る中、単勝3.7倍の2番人気に支持されます。
レースでは、7枠15番から中段に控えて最後の直線、馬場の外目に持ち出されると、前目を射程圏にして追撃。残り2Fで本格的にエンジンがかかると加速し、ゴール直前で7番人気ソングラインをハナ差交わして勝利。G1初制覇を飾りました。
【動画】
2021年 安田記念(G1)(東京競馬場1600m良)
前走「NHKマイルC(G1)」勝利後、間隔を詰めて参戦したレース。
人気では、G15勝の最強短距離女王”グランアレグリア”、2019年にG1マイル戦線を春秋連覇を果たしたG12勝馬”インディチャンプ”、三冠馬コントレイルのライバルでG1馬の”サリオス”などが居る中、単勝10.2倍の4番人気に支持されます。
レースでは、8枠13番から中段に控えて最後の直線、馬場の真ん中に持ち出されると、鋭く伸びて反応。しかしながら、ゴール直前で大外から伸びてきた”ダノンキングリー”。最内を進んだ”グランアレグリアに交わされての3着。G12勝目とはなりませんでした。
【動画】
2021年 毎日王冠(G2)(東京競馬場1600m良)
前走「安田記念(G1)」3着後、約4か月の休養を経て参戦したレース。
人気では、安田記念で念願のG1勝利を手にした”ダノンキングリー”、マイル重賞戦線で実績を持つ”ヴァンドギャルド”などが居る中、単勝2.6倍の1番人気に支持されます。
レースでは、1枠1番から後方に控えて最後の直線、馬場の外目に持ち出されると、鋭く伸びて先団を追撃。残り1Fで先に抜け出していた”ダノンキングリー”に並ぶと、ゴール直前アタマ差交わして勝利。重賞2勝目を挙げると共に、古馬戦線初勝利となりました。
【動画】
2021年 マイルチャンピオンS(G1)(阪神競馬場1600m良)
シュネルマイスターにとって、前走「毎日王冠(G2)」を勝利後、約1ヶ月の調整を経て連戦過程で参戦したレース。
人気では、このレースがラストランとなった当時G15勝馬”グランアレグリア”や、G12勝馬の”インディチャンプ”、同世代の2歳王者”ダノンザキット”などが居る中シュネルマイスターは、単勝4.6倍の2番人気に支持されます。
レースでは、2枠3番から中段に控えて最後の直線、馬場の内目に切り込むと、馬群を縫いながら加速。しかしながら、大外から差してきた1番人気”グランアレグリア”が先に抜け出すと、差し切れずの2着。G12勝目とはなりませんでした。
【動画】
4歳春

2022年 ドバイターフ(G1)(メイダン競馬場1800m良)
シュネルマイスターにとって、前走「マイルチャンピオンS(G1)」2着後、約4か月の休養を経て参戦したレース。
人気では、吉田豊騎手騎乗の”パンサラッサ”や、デットーリ騎手騎乗の”ロードノース”、他多数の海外G1馬が揃った中シュネルマイスターは、単勝1.7倍の1番人気に支持されます。
レースでは、馬番12番から後方に控えて最後の直線、馬場の大外に持ち出されると、先団を追撃。しかしながら、終始伸びが無く徐々に失速していき、勝ち馬に大きく離されての9着。G12勝目とはなりませんでした。
【動画】
レース映像はこちら
強さについて

近年の古馬マイル戦線は、史上最多G19勝の名馬”アーモンドアイ”、短距離レースを中心にG16勝を誇り絶対女王だった”グランアレグリア”や、マイルG1「春秋連覇」を果たしたG12勝馬”インディチャンプ”など、一戦級を走ってきた名馬が続々と引退を発表しており、混戦模様にあります。
その中でもシュネルマイスターは、3歳馬ながら一線級相手に互角に争う強さを見せており、現時点で今後のマイル界を引っ張っていく筆頭的存在と言えるでしょう。
まとめ

今回は、2021年に「NHKマイルC(G1)」を制した「シュネルマイスター」についてまとめていきました。
ハイレベル世代の代表馬として、3歳馬ながら古馬戦線で活躍するシュネルマイスター。今後どのように成長していくのか、注目したい所です。
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