こんにちは。ずまずまです。
今回は、国内外のG1レースに参戦、活躍し、G14勝を挙げて引退した「クロノジェネシス」についての情報をまとめていきます。
国内のグランプリG13連覇を始め、数々のG1を制覇したクロノジェネシス。果たして、引退が決まったこれからをどのような生活を送っていくのでしょうか。この記事では、その点にも触れて言及していきます。
以下が目次です↓↓
クロノジェネシス引退

クロノジェネシスは、ラストランとして発表された2021年「有馬記念(G1)」3着を最後に、現役を引退しました。そのラストランとなった「有馬記念」では、後にG13勝を挙げて2021年の年度代表馬”エフフォーリア”と実質2強ムード。クロノジェネシスは海外レースからの帰国初戦であり、体調面で不安が囁かれる中での3着でしたから、現役最強馬として最後まで威厳を保ったと言えます。
レース後騎手コメント↓↓(ルメール騎手)
道中良い感じでした。向正面もエフフォーリアをマークしながら、手応えもとても良かったです。直線はエフフォーリアの後ろにつけて、よく走ってくれました。精一杯走ってくれました。相手が強かったです
netkeiba 有馬記念レース後コメント https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=197933
プロフィール
プロフィール | ||
---|---|---|
父 | バゴ | |
母(母父) | クロノロジスト(クロフネ) | |
馬主 | サンデーレーシング | |
調教師 | 斎藤崇史(栗東) | |
生産者 | ノーザンファーム | |
中央獲得賞金 | 11億171万円 | |
主な勝ち鞍 | 20年有馬記念(G1) | |
生年月日 | ||
馬名の意味 | 母名+創世記 | |
受賞歴 | JRA特別賞受賞馬(2020年) |
クラブ法人「サンデーレーシング」の持ち馬なため、一口35万円、40口で募集されました。
血統面を見ると、1歳上の半姉に「ヴィクトリアマイル(G1)」や「香港C(G1)」などを制した”ノームコア“が居る血統背景。
これらのことからも、母の”クロノロジスト”は、クロノジェネシスと合わせて立て続けにG1馬を輩出した、名牝であると言えます。
血統表

血統表 | ||
---|---|---|
Blushing Groom | ||
バゴ | Nashwan | Helight of Fashion |
Moonlighat`s Box | Nureyev | |
Coup de Genie | ||
フレンチデピュティ | ||
クロノジスト | クロフネ | ブルーアヴェニュー |
インディスユニゾン | サンデーサイレンス | |
ラスティックベル |
主な生じているクロス
Mr.Prospector | 12.50% | 4×4 |
Halo | 9.38% | 5×4 |
G1制覇レース振り返り

2019年秋華賞(G1)(京都2000m稍重)
クロノジェネシスにとってG1初制覇となったレース。
人気では、同期の2歳女王”ダノンファンタジー”、春の優駿牝馬2着の”カレンブーケドール”、夏の上り馬”エスポワール”に次ぐ、単勝6.9倍の4番人気に支持されます。
レースでは、稍重の馬場を3枠5番から先団につけて最後の直線、馬場の真ん中に持ち出されると、残り2Fで早め先頭。そのまま押し切り2馬身差の完勝。G1初制覇となりました。
2020年宝塚記念(G1)(阪神2200m稍重)
クロノジェネシスにとってG12勝目を挙げたレース。
多数のG1馬が出走し、豪華メンバーとなった中人気では、前年の無敗の皐月賞馬で、前哨戦を快勝した”サートゥルナーリア”に次ぐ単勝4.1倍の2番人気に支持されます。
レースでは、多くの馬たちが脚を取られる重に近い稍重の馬場を、8枠16番から先団につけて最後の直線、4コーナーでは早くも先頭に立つと、後続を寄せ付けず独走。最終的には、2着に6馬身差をつける圧勝。G12勝目を挙げると共に、グランプリ初制覇となりました。
2020年有馬記念(G1)(中山2500m良)
クロノジェネシスにとってG13勝目を挙げたレース。
人気では、天皇賞春2連覇の”フィエールマン”、同期の強豪”カレンブーケドール”、G13勝馬”ラッキーライラック”などが居る中、初めてG1で単勝2.5倍の1番人気に支持されます。
レースでは、5枠9番から先団につけて最後の直線、馬場の真ん中に持ち出されると、2番人気”フィエールマン”と並ぶ形で先頭。最後は、11番人気の”サラキアの追撃もクビ差凌いで勝利。G13勝目を挙げると共に、史上11頭目のグランプリ連覇となりました。
2021年宝塚記念(G1)(阪神2200m良)
クロノジェネシスにとってG14勝目となったレース。
人気では、大阪杯を圧勝した”レイパパレ”、同期の強豪”カレンブーケドール”などが居る中、単勝1.8倍の1番人気に支持されます。
レースでは、5枠7番から先団につけて最後の直線、馬場の内目を進むと、残り2Fで本格的に追われて先頭。その後も後続を突き放して2、2分の1馬身差の完勝。G14勝目を挙げると共に、史上2頭目の宝塚記念連覇。また、史上3頭目のグランプリ3連覇となりました。
今後について

クロノジェネシスは今後、北海道安平町になる「ノーザンファーム」にて「繁殖入り」が決定しています。
産駒のデビューは早くて2025年。まずは、どの種牡馬が配合相手として選ばれるのか。そして今から3年後、どのような産駒を輩出するのか。注目していきたい所です。
まとめ

今回は、国内外のG1レースに参戦、活躍し、G14勝を挙げて引退した「クロノジェネシス」について まとめていきました。
馬場、競馬場を問わない圧倒的な強さで、一時代を築いたクロノジェネシス。この馬自身も古馬になるにつれて成長した馬でしたから、その点の個性なども産駒に受け継がれていくのか。競馬ファンとして、注目していきたい所です。
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