こんにちは。ずまずまです。
今回は、2021年に「サウジアラビアRC(G3)」を勝利した「コマンドライン」についてまとめていきます。
デビュー前から、評判の高さから話題となっていたコマンドライン。果たして今後どのようなローテを歩んでいくのでしょうか。それらについても考察していきます。
ずまずまが提供する「次走報」では、情報を「正確」、且つ「的確」に、「分かりやすく」お届けしますので、是非ご覧ください。
以下が目次です↓↓
コマンドラインの次走情報

コマンドラインの次走は現在、「2022年5月29日」に「東京競馬場2400m」で行われる牡馬クラシック2戦目「日本ダービー(G1)」に出走を予定しています。
前走、年明け初戦となった「毎日杯(G3)」では”ドゥラドーレス”や”リアド”と言った、期待馬が集まった中、5番人気に支持されたものの、8着。重賞2勝目とはなりませんでした。
レース後騎手コメント↓↓(岩田望来騎手)
良い形で進めることが出来ましたが、3、4コーナーでごちゃついて、そこで集中が切れたのか、進みが悪くなりました。それでも最後は伸びてくれました。課題のゲートも出てくれました。次に繋げられたらと思います
netkeiba 毎日杯レース後コメント https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=201348
プロフィールと馬名の意味について

プロフィール
プロフィール | ||
---|---|---|
父 | ディープインパクト | |
母(母父) | コンドコマンド(Tiz Wondeful) | |
馬主 | サンデーレーシング | |
調教師 | 国枝栄(美浦) | |
生産者 | ノーザンファーム | |
中央獲得賞金 | 700万円(2021年10月現在) | |
主な勝ち鞍 | 21年新馬戦 | |
生年月日 | 2019年2月20日 | |
馬名の意味 | IT用語 | |
受賞歴 |
◆サンデーレーシングで募集されたクラブ馬なため、一口「350万円」、「40口」で募集されました。
馬名の意味について
◆馬名の意味については、キーボードのみで文字列操作を行う入力行「コマンドライン」から由来されています。
血統表

血統表 | ||
---|---|---|
Halo | ||
ディープインパクト | サンデーサイレンス | Wishing Well |
ウインドインハーヘア | Alzao | |
Burghclere | ||
Tiznow | ||
コンドコマンド | Tiz Wonderful | Evil |
Yearly Report | General Meeting | |
Fiscal Year |
主な生じているクロス
なし
◆血統面を見ると、「東京スポーツ杯(G3)」や「毎日杯(G3)」「読売マイラーズC(G2)」で2着の実績がある、”アルジャンナ”の全弟と言う血統背景となっています。
近レース振り返り

2021年 新馬戦(東京競馬場1600m良)ルメール騎手
2019年生まれの世代、東日本最初の新馬戦(東京1600m)に参戦。
人気でも、デビュー前から上記の血統背景や、馬体の良さなどから「世代のダービー馬候補」と言われたコマンドライン。これら高い評判もあり、現日本競馬最高オッズである、単勝1.1倍、1番人気に支持されます。
レースでは、好スタートから先団に付けて最後の直線、馬場の真ん中に持ち出されると、徐々に足を伸ばし残り2F切った辺りで加速。そのまま前を捉えて、後続を突き離して3馬身差の完勝。見事に新馬戦を勝利で飾りました。
【動画】
2021年 サウジアラビアRC(G3)(東京競馬場1600m良)ルメール騎手
前走新馬戦を完勝したコマンドラインは、次走東京の2歳重賞「サウジアラビアRC」に参戦。
人気でも、同じくデビュー前から高い評価を受け、新馬戦を圧勝した”ステルナーティア”などが参戦する中、単勝2.2倍の1番人気に支持されます。
レースでは、好位2番手につけて最後の直線、馬なりで早めに先頭に並び、残り2Fで早め先頭。最後2番人気の”ステルナーティア”が詰め寄ってくるも、2分の1馬身差押し切り快勝。重賞初制覇となりました。
【動画】
2021年 ホープフルS(G1)(中山競馬場2000m良)
コマンドラインにとって、前走「サウジアラビアRC(G3)」勝利後、約2か月の調整を経て参戦したレース。
人気では、横山武騎手騎乗の”キラーアビリティ”や、Cデムーロ騎手騎乗の”ジャスティンパレス”、岩田望騎手騎乗の”サトノヘリオス”などが居る中コマンドラインは、単勝2.9倍の1番人気に支持されます。
レースでは、4枠6番から中段に控えて最後の直線、馬場の真ん中に進路を取ったものの、終始手応えが悪く反応せず。その後も先団から離されていき、勝ち馬に大きく離されての12着。G1初制覇とはならなかったと共に、現役生活初の敗戦を喫しました。
【動画】
3歳春

2022年 毎日杯(G3)(阪神競馬場1800m稍重)
コマンドラインにとって、前走「ホープフルS(G1)」12着後、約3か月の調整を経て参戦したレース。
人気では、戸崎騎手騎乗の”ドゥラドーレス”や、福永騎手騎乗の”リアド”、鮫島駿騎手騎乗の”テンダンス”などが居る中コマンドラインは、単勝8.3倍の5番人気に支持されます。
レースでは、2枠2番から後方2番手に付けて最後の直線、馬場の大外に持ち出されて先団を追撃。しかしながら、終始全く伸びを見せず、勝ち馬に大きく離されての8着。重賞2勝目とはなりませんでした。
【動画】
今後について(考察)

コマンドラインの今後については現状、芝中長距離で活躍する可能性が高いと考察しています。
2歳にして、500㎏を超える雄大な馬体。それでも、陣営などからは緩い面などを指摘されていますから、成長の余地は十分あるでしょう。
また、全兄”アルジャンナ”とはまた馬体的にも違うタイプなので一概には言えませんが、”アルジャンナ”同様、年齢を重ねるごとに距離適性が短くなる可能性もあると現状考察しています。
まとめ

今回は、2021年に「サウジアラビアRC(G3)」を勝利した「コマンドライン」についてまとめていきました。
血統背景、馬体をを見ても、ポテンシャルは相当高いものがありそうですし、陣営の期待も高いであろうコマンドライン。無事に重賞初制覇を飾りましたし、次に目指すタイトルはG1でしょう。それを達成するためにも、成長を続けて欲しい所です。
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