こんにちは。ずまずまです。
今回は、2020年「サフラン賞(1勝クラス)」の勝ち馬で、牝馬ながら「日本ダービー(G1)」にも出走し引退を発表した「サトノレイナス」についての情報をまとめていきます。
同世代の白毛G1馬”ソダシ”のライバルとして、G1レースで接戦を演じてきたサトノレイナス。果たして、引退が決まった今後どのような生活を送っていくのでしょうか。この記事では、その点にも触れて考察していきます。
以下が目次です↓↓
サトノレイナス引退

サトノレイナスは、2021年に行われた「東京優駿(日本ダービー)(G1)」を最後に現役を引退しました。「東京優駿(日本ダービー)」後怪我の影響で長期離脱が余技無くされ、現役復帰を目指していましたが、引退となったサトノレイナス。非凡な才能を持ちながらG1制覇が叶わなかったことは、競馬関係者のみならず、競馬ファンにとっても無念の出来事と言えます。
「東京優駿(日本ダービー)」後騎手コメント↓↓(ルメール騎手)
1、2コーナーでは良いポジションを取ることが出来ました。ペースが遅くて向正面では我慢が利きませんでした。直線もよく頑張っていましたが、外にもたれていました。良いレースはできましたが、完璧なレースではありませんでした
netkeiba 日本ダービーレース後コメント https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=188506
プロフィール

プロフィール | ||
---|---|---|
父 | ディープインパクト | |
母(母父) | パラダセール(Not For Sale) | |
馬主 | サトミホースカンパニー | |
調教師 | 国枝栄(美浦) | |
生産者 | ノーザンファーム | |
中央獲得賞金 | 1億1338万円 | |
主な勝ち鞍 | 20年サフラン賞(1勝クラス) | |
生年月日 | 2018年2月26日 | |
馬名の意味 | 冠名+女王達 | |
受賞歴 |
血統表

血統表 | ||
---|---|---|
Halo | ||
ディープインパクト | サンデーサイレンス | Wishing Well |
ウインドインハーヘア | Alzao | |
Burghclere | ||
Parada Marshal | ||
パラダセール | Not For Sale | Love for Sale |
La Balada | Confindential Talk | |
La Baraca |
主な生じているクロス
Lyphard | 9.38% | 4×5 |
◆血統面を見ると1歳上の全兄に、20年「弥生賞(G2)」の勝ち馬の”サトノフラッグ”が居る血統背景となっています。
G1制覇に近づいたレース

2020年 阪神ジュベナイルF(G1)(阪神競馬場1600m良)
前走「サフラン賞(1勝クラス)」勝利後、2か月の調整を経て参戦したレース。
人気では、白毛一族初のG1制覇を期待されている白毛馬”ソダシ”、同じく白毛一族で既に重賞2勝を挙げている”メイケイエール”、九州産馬初のG1制覇を目指している”ヨカヨカ”などが居る中、単勝4.4倍の2番人気に支持されます。
レースでは、4枠7番から中段に控えて最後の直線、馬場の内目を切り込むと、鋭く反応して先団を追随。しかしながら、ゴール直前で先に抜け出していた”ソダシ”に迫ったものの、ハナ差届かず2着。G1制覇とはなりませんでした。
【動画】
2021年 桜花賞(G1)(阪神競馬場1600m良)
前走「阪神ジュベナイルF(G1)」2着後、約4か月の休養を経て参戦したレース。
人気では、前年の2歳女王で白毛馬初のG1馬である”ソダシ”、前哨戦を勝利した重賞3勝馬”メイケイエール”、同じく前哨戦を制した世代屈指の良血馬”アカイトリノムスメ”などが居る中、単勝3.3倍の1番人気に支持されます。
レースでは、8枠18番から後方3番手に控えて最後の直線、馬場の外目に持ち出されると、鋭く伸びて先団を追撃。前走同様、先に抜け出していた”ソダシ”を追いかけたものの、またしてもクビ差届かず2着。G1初制覇とはなりませんでした。
【動画】
2021年 東京優駿(G1)(東京競馬場2400m良)
前走「桜花賞(G1)」2着後、短期間での調整を経て参戦したレース。
人気では、前走無敗で皐月賞を制した”エフフォーリア”、兄にG1馬を持つ良血馬”シャフリヤール”、前哨戦を制した”グレートマジシャン”などが居る中、単勝5.1倍の2番人気に支持されます。
レースでは、8枠16番から好位3番手に付けて最後の直線、馬場の真ん中に持ち出されると、早め先頭。しかしながら、残り2Fで勢いが落ちその後後続にも差し切られての5着。G1初制覇とはなりませんでした。
【動画】
引退理由

サトノレイナスは2021年の「東京優駿(日本ダービー)」後に負った「右トモ骨折」による影響で、現役を引退しました。
怪我後は「手術」、「リハビリ」をを行い現役復帰を目指していたようでしたが、残念ながらそれは叶わず引退となったようです。
国枝栄調教師コメント↓↓
故障してしまい、復帰がかなわなかったのは残念です。繁殖に上がって産駒がデビューする頃には、自分は(定年が)ギリギリですが、子どもが活躍してくれたら何よりです。
netkeiba サトノレイナス引退 https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=199573
今後について

サトノレイナスにとって生まれ故郷である「ノーザンファーム」にて「繁殖入り」が決定しています。
産駒のデビューは早くて2025年。配合相手は現状未定のようですので、どの種牡馬が選ばれるのかも今後注目したい所と言えます。これから約3年後サトノレイナスがどのような特徴を持った産駒を輩出するのか。期待して待ちたい所です。
まとめ

今回は、2020年「サフラン省(1勝クラス)」の勝ち馬で、牝馬ながら「日本ダービー(G1)」にも出走し引退を発表した「サトノレイナス」についてまとめていきました。
繫殖入りが決定し、第二の生活を歩み始めたサトノレイナス。自身が叶わなかった「G1制覇」を叶える産駒が誕生することを期待して、今後の活躍を願いたい所です。
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