こんにちは。ずまずまです。
今回は、国内マイルG1路線で「春秋連覇」を飾るなどG12勝を挙げて引退した「インディチャンプ」の情報についてまとめていきます。
長らく短距離、マイル路線の強豪として活躍したインディチャンプ。果たして、引退が決まったこれからどのような生活を送っていくのでしょうか。この記事では、その点にも触れて言及していきます。
以下が目次です↓↓
インディチャンプ引退

インディチャンプは、ラストランとして発表された2021年「香港マイル(G1)」5着を最後に、現役を引退しました。海外の強豪に食らいつく走りを見せ「掲示板」に載ったことを考えても、現役最後まで強豪としての威厳を保った、と言えます。
調教師コメント↓↓(音無調教師)
もう少し上の着順を期待していましたが。でも、無事に最後まで走り切ることができました。クラブからの発表でご存知だと思いますが、このレースで引退となります。GIを2勝もしてくれた立派な馬です。長い間、頑張ってくれて本当にお疲れ様でした。応援ありがとうございました。
netkeiba 香港マイルレース後コメント https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=197275
プロフィール
プロフィール | ||
---|---|---|
父 | ステイゴールド | |
母(母父) | ウィルパワー(キングカメハメハ) | |
馬主 | シルクレーシング | |
調教師 | 音無秀孝(栗東) | |
生産者 | ノーザンファーム | |
中央獲得賞金 | 5億9504万円 | |
主な勝ち鞍 | 19年マイルチャンピオンシップ(G1) | |
生年月日 | 2015年2月21日 | |
馬名の意味 | 母の名前のレーサーに由来 | |
受賞歴 | JRA最優秀短距離馬(2020年) |
◆クラブ法人シルクレーシングの持ち馬なため、一口7万円、500口で募集されました。
◆血統的面を見ると、半弟に「スプリンターズステークス(G1)」などで2着などの経験がある、”アウィルアウェイ”が血統背景となっています。
重賞勝利4レースを振り返り

2019年 東京新聞杯(G3)(東京競馬場1600m良)
インディチャンプにとって重賞初勝利となったレース。
人気では、同期の実力馬で後にG1も勝利する”タワーオブロンドン”、2016年の2歳王者”サトノアレス、兄にダービー馬を持つ良血馬”レイエンダ”などが居る中、単勝2.7倍の1番人気に支持されます。
レースでは、2枠2番から中段に控えて最後の直線、馬場の内目を進み、早めに先団を捉えて先頭。その後後続が追撃してきたものの、2分の1馬身差残して勝利。重賞初制覇となりました。
【動画】
2019年 安田記念(G1)(東京競馬場1600m良)
インディチャンプにとって、初のG1制覇となったレース。
人気面では、後のG19勝馬で史上最強牝馬筆頭の”アーモンドアイ”、同期の2歳王者”ダノンプレミアム”、G1マイル戦線で長く活躍している”アエロリット”に次ぐ単勝19.2倍の4番人気に支持されます。
レースでは、3枠5番から先団につけて最後の直線、外目に持ち出されると鋭く伸びて先頭。最後に”アーモンドアイ”の追撃も交わして、クビ差勝利。G1初制覇を飾りました。
【動画】
2019年 マイルCS(G1)(京都競馬場1600m良)
インディチャンプにとってG12勝目を挙げたレース。
人気面では、世代期待のディープインパクト産駒”ダノンプレミアム”、1つ下の牡馬クラシックを沸かした”ダノンキングリー”に次ぐ単勝6.4倍の3番人気に支持されます。
レースでは、3枠5番から先団につけて最後の直線、馬場の真ん中に持ち出されると鋭く伸びて先頭。ぞのまま、後続を突き放して1、2分の1馬身差の快勝。G12勝目を挙げると共に、マイルG1春秋連覇となりました。
【動画】
2020年 読売マイラーズC(G2)(京都競馬場1600m良)
インディチャンプにとって、重賞4勝目となったレース。
人気では、重賞2勝の”ロードクエスト”や、後に国内マイル重賞戦線で好走する”ヴァンドギャルド”などが居る中、単勝1.6倍の1番人気に支持されます。
レースでは、最内1枠1番から好位3番手に付けて最後の直線、馬場の真ん中に持ち出されると、馬なりで先団を追走。そのまま追い出されると、後続を2馬身突き放しての勝利。重賞4勝目を飾りました。
【動画】
今後について

インディチャンプは今後、北海道新冠町にある「優駿スタリオンステーション」にて「種牡馬入り」が決定しています。
ステイゴールドの直系として「短距離馬」は希少な存在ですから、今後種牡馬界に舞台を移してどのような産駒を輩出するのか。注目していきたい所です。
まとめ

今回は、国内マイルG1路線で「春秋連覇」を飾るなどG12勝を挙げて引退した「インディチャンプ」の情報について まとめていきました。
長らく短距離馬として、国内外で一線級として活躍したインディチャンプ。果たして、7歳まで現役で活躍したような「息の長い」性質は産駒に遺伝するのか。その点などにも注目しながら、今後の活躍を願いたい所です。
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