こんにちは、ずまずまです。
2025年3月2日に中山競馬場第11レース(1800m)で、中山記念(G2)が開催されます。
今回も追い切り評価を行いましたので、各馬の評価と上位3頭についてはコメントを公開します。
以下が目次です。

中山記念(G2)追い切りコメント・評価一覧(五十音順)
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※1週前・最終追い切りに対するコメントは、タブをクリックしてご覧下さい。
アルナシーム
総合評価:S評価
中間乗り込み本数
1週前時点:17本
最終時点:25本
コース | タイム | |
1週前追い切り | 栗東CWコース良 | 82.6-67.2-52.8-38.0-23.6-11.5 |
最終追い切り | 栗東CWコース良 | 87.0-70.1-54.6-38.8-23.9-11.5 |
- 最終コメント
- 1週前コメント
単走での追い切り。
全体タイムは1週前よりも大幅に落としているが、ラスト1Fは同タイムと終い意識の追い切りだった。
ラストは促されるシーンもあるが、それ以外は終始手応えの良さが目立っている。
単走での追い切り。
終い重視の追い切りで、直線半ばまでは馬なりだった中、終盤にしっかりと追われていた。
全体タイムは比較的速く、全体的に加速ラップ。ラスト1Fに関しては11秒代を出してきている。
中間の乗り込み量は多め。
エコロヴァルツ
総合評価:A評価
中間乗り込み本数
1週前時点:18本
最終時点:24本
コース | タイム | |
1週前追い切り | 栗東CWコース良 | 82.5-67.0-52.7-37.9-23.9-11.7 |
最終追い切り | 栗東坂路コース良 | 54.0-39.2-25.2-12.6 |
- 最終コメント
- 1週前コメント
単走での追い切り。
全体的なタイムは平均的でラストも12秒代後半と遅め。
しかしながら、馬なりで駆け上がってきていることからも、調整程度の追い切りに見える。
2頭併せでの追い切り。
全体タイムは比較的速く加速ラップを踏んできている。またラスト1Fに関しては11.7を記録。
併馬を前方に置いて追いかける形の追い切りだった中で、直線終盤仕掛けられてから脚を伸ばして併馬に先着できている。
中間乗り込み量は多いが、速いタイムは少なめ。
カラテ
総合評価:B評価
中間乗り込み本数
1週前時点:17本
最終時点:22本
コース | タイム | |
1週前追い切り | 栗東坂路コース | 52.5-37.9-24.7-12.5 |
最終追い切り | 栗東坂路コース良 | 51.1-37.6-24.8-12.6 |
- 最終コメント
- 1週前コメント
2頭併せでの追い切り。
乗り込み量は多め。
1週前よりも全体タイムは速かった。
ほぼ馬なりで走れているが、ラスト1Fは減速している。
映像なし
グラティアス
総合評価:C評価
中間乗り込み本数
1週前時点:3本
最終時点:5本
コース | タイム | |
1週前追い切り | – | – |
最終追い切り | 栗東坂路コース良 | 54.4-39.8-25.6-12.6 |
- 最終コメント
- 1週前コメント
単走での追い切り。
レース間隔が短いことを踏まえても、今回乗り込み量は少なめ。
全体的なタイムは比較的遅めで、やや追われるシーンが目立っている。
なし
グランディア
総合評価:A評価
中間乗り込み本数
1週前時点:16本
最終時点:20本
コース | タイム | |
1週前追い切り | 栗東CWコース | 82.3-66.8-52.4-37.0-23.0-11.3 |
最終追い切り | 栗東CWコース | 52.5-36.9-22.8-11.2 |
- 最終コメント
- 1週前コメント
単走での追い切り。
タイム計測されているのが4F以降のみだったが、1週前と遜色ないタイムを出してきている。
反応面などは1週前よりも良くなっている印象を受ける。
単走での追い切り。
直線半ばでは追われるシーンがあるものの、全体的なタイムは比較的速い。またラスト2Fは11秒代で加速ラップを踏んできている。
今回久々のわりには、中間乗り込み量が少なめ。
グリューネグリーン(除外)
総合評価:-
中間乗り込み本数
1週前時点:9本
最終時点:14本
コース | タイム | |
1週前追い切り | 美浦Wコース良 | 85.0-68.1-53.4-39.0-25.2-12.3 |
最終追い切り | 美浦Wコース良 | 85.6-67.9-52.7-38.1-23.8-11.5 |
- 最終コメント
- 1週前コメント
2頭併せでの追い切り。
全体タイムは1週前と大差ないが、ラスト5F以降に関しては大幅にタイムを上げてきた。
特にラスト1Fは11秒代で終い重視の追い切りに見える。
内容としても、手応えよく走れている。
連戦過程のわりに、乗り込み量は多め。
1週前は単走で追い切ってきた。
ほぼ馬なりで内容としては軽めの印象を持っている。
タイムとしても、全体的に遅め。
クルゼイロドスル
総合評価:B評価
中間乗り込み本数
1週前時点:13本
最終時点:16本
コース | タイム | |
1週前追い切り | 栗東坂路コース | 49.8-36.5-24.5-12.7 |
最終追い切り | 栗東坂路コース良 | 54.5-40.0-25.6-12.4 |
- 最終コメント
- 1週前コメント
単走での追い切り。
1週前よりも全体的にタイムを落としている。
とはいえ、1週前は後半はバテているタイム感だったので、ラップは今回の方がきれい。
馬なりで走れており、調整程度の追い切りに見えた。
映像なし
サイルーン
総合評価:A評価
中間乗り込み本数
1週前時点:13本
最終時点:17本
コース | タイム | |
1週前追い切り | 美浦Wコース良 | 84.1-66.8-51.7-37.4-23.7-11.7 |
最終追い切り | 美浦Wコース良 | 82.3-65.2-50.3-35.2-22.5-11.1 |
- 最終コメント
- 1週前コメント
2頭併せでの追い切り。
全体的に1週前よりもタイムを上げてきた。
追われるシーンが目立っているが、速いタイムが出ており、特にラスト2Fが11秒代の中で加速ラップを踏んできている点は評価できる。
3頭併せでの追い切り。
馬場の内目を走った中で、追われるシーンが目立っているものの、併馬2頭に先着できている。
全体的なタイムは平均的。
今回久々だが、中間乗り込み量は多くない。
シックスペンス
総合評価:S評価
中間乗り込み本数
1週前時点:7本
最終時点:12本
コース | タイム | |
1週前追い切り | 美浦坂路コース良 | 52.3-38.2-24.7-11.9 |
最終追い切り | 美浦Wコース良 | 83.5-65.5-50.7-36.4-22.9-11.2 |
- 最終コメント
- 1週前コメント
2頭併せでの追い切り。
全体タイムは平均的だが、ラスト5F以降に関しては非常に速いタイムを出してきており、特にラスト2Fは11秒代を出してきている。
また、加速ラップを踏んできている点も評価。
軽く促されるシーンもあるが、併馬を突き放せている。
今回蹄の炎症後の復帰戦。
2月後旬に帰厩。久々の割に乗り込み量は少ない。
1週前は、追われるシーンが目立つものの、ラスト1F11秒代をはじめ、全体タイムとしても速いタイムが出ている。
ソウルラッシュ
総合評価:S評価
中間乗り込み本数
1週前時点:21本
最終時点:25本
コース | タイム | |
1週前追い切り | 栗東CWコース良 | 80.6-65.8-51.1-36.0-22.2-10.7 |
最終追い切り | 栗東坂路コース良 | 53.3-38.0-24.1-12.0 |
- 最終コメント
- 1週前コメント
単走での追い切り。
やや促されるシーンもある。
ただ、1週前のタイムを考えると、全体タイムも比較的速いほか、ラスト2Fを12秒代前半で走れている点は評価できる。
2頭併せでの追い切り。
全体的に非常に速いタイムが出ているのが印象的。特にラスト1Fは10秒代を出している他、全体的に加速ラップを踏んできている点も良い。
タイムが出ていることもあり、さすがに追われるシーンが目立つが、併馬を一瞬で突き放している点はG1馬の貫禄。
1月終旬に帰厩。乗り込み量も多い。
タイムトゥヘヴン
総合評価:A評価
中間乗り込み本数
1週前時点:27本
最終時点:33本
コース | タイム | |
1週前追い切り | 美浦Wコース良 | 83.7-67.9-52.9-38.0-23.9-11.5 |
最終追い切り | 美浦Pコース良 | 67.2-51.7-37.5-11.9 |
- 最終コメント
- 1週前コメント
2頭併せでの追い切り。
普段のWコース仕上げと違って今回はPコースで仕上げてきた。
タイムは目立たないものの、調整程度の追い切りに見えた中で、手応えよく走れている他、併馬に余裕を持って先着できている点も良い。
1月終旬に帰厩後、非常に多くの本数を乗りこんできている。
1週前は2頭併せでの追い切り。
馬場の内目を走った中で、全体的には平均的なタイムだが、ラスト1Fは11秒代を計測。
追われてからの反応も上々で、併馬に先着できている。
パラレルヴィジョン
総合評価:A評価
中間乗り込み本数
1週前時点:10本
最終時点:15本
コース | タイム | |
1週前追い切り | 美浦Wコース良 | 84.4-68.0-52.9-38.4-24.6-12.1 |
最終追い切り | 美浦Wコース良 | 81.9-66.1-51.2-37.1-23.6-11.5 |
- 最終コメント
- 1週前コメント
2頭併せでの追い切り。
全体的に1週前よりも大幅にタイムを上げてきた。
馬場の内目を走った中で、ほぼ馬なりで併馬に先着できている点は評価できる。
タイムもよく出ており、ラスト1Fが11秒代。また全体的に加速ラップを踏んでいる。
2頭併せでの追い切り。
全体的なタイムは遅め。ただ内容としては軽めの印象で、終始馬なりでの追い切りだった。
2月初旬に帰厩。乗り込み量は少なめ。
ボーンディスウェイ
総合評価:B評価
中間乗り込み本数
1週前時点:11本
最終時点:16本
コース | タイム | |
1週前追い切り | 美浦坂路コース | 51.0-36.8-23.6-11.4 |
最終追い切り | 美浦Wコース良 | 82.0-66.1-51.0-36.6-23.2-11.3 |
- 最終コメント
- 1週前コメント
単走での追い切り。
乗り込み量は普通。
全体タイムは速く、全体的に加速ラップだった中で、要所で11秒代が出せている。
普段から追い切りでよく動く馬だが、今回もしっかりと走れている印象。
映像なし
ボッケリーニ
総合評価:A評価
中間乗り込み本数
1週前時点:16本
最終時点:19本
コース | タイム | |
1週前追い切り | 栗東CWコース | 82.6-66.5-51.5-36.6-22.7-11.4 |
最終追い切り | 栗東坂路コース良 | 53.7-39.4-25.0-12.2 |
- 最終コメント
- 1週前コメント
2頭併せでの追い切り。
終始手応えよく走れていた中で、終盤軽く仕掛けられると、鋭く脚を伸ばしていた。
併馬に先着できている点も印象が良い。
今回右後肢ハ行からの復帰戦。それもあってか久々だが、乗り込み量は少なめ。
映像なし
マテンロウスカイ
総合評価:B評価
中間乗り込み本数
1週前時点:3本
最終時点:7本
コース | タイム | |
1週前追い切り | 栗東坂路コース | 53.3-38.1-24.6-12.3 |
最終追い切り | 栗東坂路コース良 | 52.7-37.4-24.2-12.4 |
- 最終コメント
- 1週前コメント
単走での追い切り。
追われるシーンが目立っているものの、全体タイムは比較的速め。ラストはやや減速している。
今回レース間隔が詰まっていることもあり、乗り込み量は少なめ。
映像なし
メイショウチタン
総合評価:C評価
中間乗り込み本数
1週前時点:0本
最終時点:1本
コース | タイム | |
1週前追い切り | – | – |
最終追い切り | 栗東坂路コース良 | 53.2-39.4-25.5-12.6 |
- 最終コメント
- 1週前コメント
単走での追い切り。
全体的なタイムは平均的。加速ラップを踏んできている。
ただ終始追われるシーンが目立っているほか、途中ヨレてラチにぶつかりそうなシーンもあったので、その点は気になる。
今回レース間隔が短いとはいえ、乗り込み量は少なすぎる印象。
なし
リフレーミング
総合評価:A評価
中間乗り込み本数
1週前時点:41本
最終時点:46本
コース | タイム | |
1週前追い切り | 栗東坂路コース良 | 51.1-37.3-24.3-12.2 |
最終追い切り | 栗東坂路コース良 | 50.2-36.7-24.0-12.3 |
- 最終コメント
- 1週前コメント
単走での追い切り。
1週前も速いタイムを出してきていたが、最終ではより速いタイムが出ている。
やや促されるシーンもあるが、タイムを考えると致し方ない面も。
ラストは少し減速しているが、しっかりと走れている印象を持つ。
昨年8月以来と今回かなり久々だが、12月終旬に帰厩後、在厩で非常に多くの本数を乗り込んできている。
1週前は単走での追い切り。
全体的に非常に速いタイムを馬なりで出してきているのが印象的。
追い切り評価まとめ
・アルナシーム S評価
・エコロヴェルツ A評価
・カラテ B評価
・グラティアス C評価
・グランディア A評価
・クルゼイロドスル B評価
・サイルーン A評価
・シックスペンス S評価
・ソウルラッシュ S評価
・タイムトゥヘヴン A評価
・パラレルヴィジョン A評価
・ボッケリーニ A評価
・ボーンディスウェイ B評価
・マテンロウスカイ B評価
・メイショウチタン C評価
・リフレーミング A評価
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上位評価(S評価)3頭へのコメント
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アルナシーム
追われてからの反応が前走以上に感じる点を評価。タイム自体に大きな変化はないものの、反応・動きの質など全体的な内容に良化を感じる。また乗り込み量もしっかりと重ねているほか、中山適性を考えると、評価したい。
シックスペンス
久々でもタイムを出してきている点を評価。今回蹄の炎症からの復帰戦ということもあってか、乗り込み量は少なめ。慎重に調整してきた印象。それでも直近2週は併せ馬での追い切りと強度感を上げてきている他、共に抜群のタイムで併走相手を圧倒していることからも、前哨戦としては走れる状態と感じている。
ソウルラッシュ
中間乗り込み量の違いはあれど、直近2週がG1制覇時と遜色ない点を評価。特に1週前とタイムはさすがG1馬という貫禄ある動きで、「現役馬でこれだけ動ける馬はどれほどいるだろうか」と感じた。距離は不安材料だが、中山コースは多少なりと融通がきくコース体形ということを踏まえると、チャンスはあると考えている。
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中山記念追い切り映像
【著作者】
